核家族が増えるなか、両親の健康が気になる人は増える一方。
とは言っても、今の生活を優先しなければいけない状況だと、なかなか両親が心配な時にかけつけることが難しかったりしますよね。
そんな時に役立つのが、セコムとアップルウォッチが共同開発した安否見守りサービスです。
本記事では、安否見守りサービスを高齢者の自宅につけるメリットをご紹介いたします。
安否見守りサービスがあれば安心!メリットは?
「熱中症になっていないだろうか?」「睡眠はしっかりとれているだろうか?」など、育ててくれた親の心配は尽きなくなりますね。
安否見守りサービスを設置することで、下記の悩みを解消しやすくなります。
- 外出から戻ってきているかチェックできる
- 活動量がチェックできる
- 緊急時にはセコムが呼べる
- 温度や湿度がチェックできる
- 夜中に起きていないかチェックできる
詳しく説明しましょう。
外出から戻ってきているかチェックできる
高齢者になると、痴呆が入ってきて徘徊することがあります。
同居している人がいれば、徘徊していても一緒について回ることができますが、一人暮らしの高齢者が徘徊してしまうと、警察や親切な人が見つけてくれなければ永遠に徘徊することに・・・
徘徊する高齢者をそのまま放置しておくと、時には事故に繋がる危険性もあるので外出してから自宅へ戻ってきているかチェックすることは大切です。
活動量がチェックできる
風邪をひきやすくなる高齢者。
看病に行けたとしても1.2日で帰らなくてはいけないこともあり、心苦しくなりませんか?
そんな時は、この活動量をチェックする機能を使ってみると、体調を崩してからちゃんと動けるようになっているかを確認することができます。
そのため、「普通の風邪だと思っていたけど、かなり長引いているぞ」など、再度病院を受診した方がいいかどうかの判断も早くすることができます。
緊急時にはセコムが呼べる
「どうやら両親の様子がおかしい・・・でも、遠くに離れているから今すぐ駆けつけることができない!」
このような状況は、一人暮らしをしている親がいる限り、誰でも起こりうる可能性はあります。
セコムは、安否見守りサービスで様子がおかしいと連絡を受けた時は、自宅に行って様子を見てくれます。
温度や湿度がチェックできる
高齢者は暑い・寒いなどの温度を感知しにくくなってきます。
そのため、「自宅で熱中症で死んでいた」という人が年に何人かいらっしゃいます。
セコムでは、このような高齢者の熱中症を予防するために、安否見守りサービスで温度や湿度をチェックすることが可能。
通常だったら温度管理がされているであろう場所で何時間も高温状態が続くという状況を未然に防いでくれます。
夜中に起きていないかチェックできる
夜中に体調に異変があり、何度も起きてしまっていることはないかチェックする機能もついています。
また、高齢者の場合、夜中に徘徊してしまうこともあるので、きちんと睡眠がとれているかどうかをチェックすることはとても大事。
でも、チェックする側も人間ですから、夜中に何度も起きてしまうのは体調を崩す原因になって困りますよね。
安否見守りサービスを利用すれば生活リズムの異常があればすぐにわかるので、不必要な時に起きて高齢者を確認する手間が省けます。
気になる!安否見守りサービスはいくらで使えるの?
「安否見守りサービスがあれば、遠方に暮らす両親の見守りも安心していられそう」と思った人は多いはず。
そこで気になるのがお値段ですよね。
安否見守りサービスには、レンタルと買い取りと2種類の方法があります。
レンタル料金
レンタル料金の場合、毎月4,840円(税込)で借りることができます。
この他に、初期費用として工事費48,400円+保証金額20,000円(契約満了時に返却)が必要となります。
買い取り料金
買い取り料金の場合、毎月3,300円支払い、初期費用の買い取りシステム料金として211,640円が必要となります。
この他にも、セコムでは高齢者を守るためのサービスが充実しているので、気になる人はセコムの公式サイトをチェックしてみることをおすすめします。
まとめ
セコムとアップルウォッチ共同動開発した安否見守りサービスは、高齢者の一人暮らしを安心できるものに応援します。
安否見守りサービスを利用するメリットは下記の5つが挙げられましたね。
- 外出から戻ってきているかチェックできる
- 活動量がチェックできる
- 緊急時にはセコムが呼べる
- 温度や湿度がチェックできる
- 夜中に起きていないかチェックできる
自分の両親が万が一の時、安否見守りサービスが役立つ可能性は高いです。
遠方に離れていると、万が一の時でも物理的に駆けつけることが難しいこともありますが、安否見守りサービスがあれば大分安心していられるはず。
お互いの生活を安心できるものにするためにも、安否見守りサービスを付けておいて損はないかもしれません。